スパイウェアによる被害は深刻なものだ。
メールソフトのアドレス帳を丸ごと盗まれたり、キーボードの入力やデスクトップ画面を覗き見られたり、あるいは遠隔操作でPCの中身を洗いざらい知られてしまったりする。
すでに国内でも、スパイウェアを悪用した事件が多数発生しているのだ。
スパイウェア対策ソフトの導入を強くお勧めしたい。
ウィルスの場合と同様、スパイウェアについても、その対策は専門ツールに任せるのが一番。
賢い消費者としては、フリーで提供されているソフトを積極的に活用したいところだ。
スパイウェア対策ソフトの検出方法は、ウィルス対策ソフトと同様「定義ファイル」によるパターンマッチングだ。
スキャンを始める前に、定義ファイルの更新を必ず行うように。
ここにきて、ウィルス対策ソフトとスパイウェア対策ソフトの統合化が進んでいる。
市販品では「Norton AntiVirus」や「マカフィー・ウィルススキャンプラス」などでは、ウィルスに加えてスパイウェアの検出・駆除も行える。